
Instagramは画像の撮影・編集・投稿に特化しており、フィルターや文字入れ・スタンプなどの編集機能を使っておしゃれに加工し投稿できます。ビジュアルが美しく創造性が尊ばれるのが他との顕著な違いです。
投稿に“#(ハッシュタグ)”を付ける文化が根づいているのもInstagramならではの特徴です。
写真を投稿していただけるようなおしゃれなお店作りや商品開発により、流行する事例も多くみられます。「ググる」に続き「タグる」というという言葉が定着したように、投稿に付けられたハッシュタグ検索できるのも便利な機能のひとつです。
企業の活用で言えば、シェア機能がほとんどないため拡散性は弱いものの、幅広い世代に情報収集ツールとして使われており、「後で見返したい!」「友達にこれを教えたい!」といった独自性の高いコンテンツを供給できるかが鍵となります。
2022年1月の報道によると、世界総ダウンロード数でTikTokを抑えて1位となっています。Instagramは、2019年第4四半期にWhatsAppがその座を占めて以来、ダウンロード数ランキングで1位を獲得した初のMeta傘下アプリとなりました。
Instagramの機能について
「フィード」投稿は、写真を蓄積していくストック型の側面ももち、ユーザーとしても商品やブランドの情報収集や発見のために利用するという声が多数です。
24 時間で投稿が自動的に消える「ストーリー」機能が追加されたことにより、以前より気軽な投稿ができるようになりました。ストーリーでは、普通の投稿では付けられないweb サイトへのリンクを付けることも可能です。ユーザーにとっても、生の情報をリアルタイムで見たいときにはストーリーズのほうが好まれる傾向があります。
このストーリー投稿画面には「ライブ配信」という機能もあります。「インスタライブ」と呼ばれ、動画投稿者が、撮影したものが即配信され生中継できる機能です。動画を見ている人がコメントやいいねをすると、動画投稿者が、生中継の動画の中で、返事をするなど、リアルタイムのコミュニケーションが楽しめます。
コマースへも注力しており、Instagramショッピング機能が活用されています。
現在はアルゴリズムによって決められているフィードの表示順ですが、今後、お気に入りや時系列順にすることができるように開発中との発表があるので、今後も動向が注目されます。
また、近隣の人気スポットを検索できる地図検索機能も発表されました。発見タブの地図アイコンをタップすると、カフェやレストラン、観光名所などの人気スポットが地図上に表示されます。また、一部のハッシュタグの検索結果ページにも地図が表示され、そのハッシュタグに関連する近隣のスポットを発見することができるようになります。
また、縦型でテンポの良い視聴体験が特徴の短尺動画リール(Reels)の導入など、近年のアップデートを上手く取り入れましょう。
Instagramのユーザー属性
国内月間アクティブユーザー数:3,300万人
世界月間アクティブユーザー数:10億人
デイリーアクティブユーザー数:5億人以上
(2019年6月時点)
国内で最も勢いよく成長しており、2019年には親サービスであるFacebookのMAU数を超え、3,300万人を記録しました。
総務省の調査によると、10代・20代の約7割が利用しているメディアとなっており、10〜30代、特に女性からの支持が高いのが特徴です。
日本の利用者は、他国の3倍、ショッピングタグから商品の詳細を見ており、昨年と比較して、ショッピングタグが付いている投稿などから商品詳細を見た国内利用者の割合が65%も増加していると公表されています。